SAFETY
必要なコストは惜しまずに投下するのが、テスティパルグループの衛生管理の基本理念です。食中毒の防止、異物混入の防止、有害食品の廃絶をモットーに、食材仕入・検収・調理・保存・提供(出荷)の各工程をHACCPの管理手法に基づき厳格にマニュアル化し、危害発生を未然に防止する手順を完成させています。また、テスティパルグループ衛生管理部は、専従の管理部門として、各社の事業所・従業員を管理指導します。緊急事態発生時には、事業所、顧客、経営陣、行政、第三者機関との連携を迅速かつ的確にとり、危害を最小限に食い止める、綿密なる危機管理体制をとっていることが大きな特徴です。
一般的には事業所運営部門に属する形に配されることの多い衛生管理部門ですが、テスティパルグループ衛生管理部は、独立部門としての利点を活かし、より迅速により集中した動きで、改善の取り組みを推進しています。
食中毒予防は従来の予防三原則「つけない・ふやさない・やっつける」に加えて「もちこまない」が重要視されています。 毎月の検便検査に加え、腸管出血性大腸菌の検査も実施します。
感染力が強く、多数の患者を発生させるノロウイルスについて、徹底した予防教育と、体調不良発生時は出勤停止を徹底し、事業所の安全を確保しています。感染疑い者についてはPCR法による高い精度の検査での出勤判定も実施します。
衛生管理の基本から、調理研修と同時に行う実践的な衛生教育まで、経験に即した教育計画に基づき指導いたします。
日常業務がルールを逸脱することなく実践できているか、日常の事業部の巡回指導とは別に衛生管理部員が巡回する二重のチェック態勢で成果を上げています。
毎月開催する責任者会議・栄養士会議の場で、時宜に応じたテーマで衛生教育を実施します。
受講者は各自の事業所で内容を再教育し末端までの浸透を図っています。
衛生管理部が主体となり、半年に1度、全事業所・全従業員を対象に衛生教育を実施します。(夏期・・「細菌性食中毒の予防」 冬期・・「ノロウイルス食中毒の予防」
「食品衛生は手洗いに始まり、手洗いに終わる」と、言われています。入社時や事業所教育の場で、手洗いチェッカーを用いて、洗い残しの有無を目に見える形で実感することにより、一人一人の手洗いを強化しています。
品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001に適合した運営を全事業所で実施し、法的要求事項:顧客要求事項に基づくルールの見直しを毎年行い、継続的改善を追及しています。
すべての調理工程において、食品が喫食者に健康被害を引き起こす恐れのある危害を分析し(HA)、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP)を特定して継続的に監視・記録し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決します。
HACCP手法の導入の土台となる、作業完了を衛生的に確保するための一般的衛生管理事項について、日々管理記録を実施しています。
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